キッチンリフォームをするときの目的として、古くなったので新しく交換したいというときが一般的です。
その時に見せたくない部分を隠すために目隠しを一緒に行うとより使いやすいキッチンに出来上がります。
そんな目隠しの方法についていろいろと紹介します。
目隠しのいろいろ
一口にオープンキッチンと言っても、目隠ししたい場所はそれぞれ違いります。
玄関から見えるキッチンサイドを隠したい・リビングから見えてしまう、カウンターの正面や背面収納を、来客時にだけ隠したい・ゴミ箱が見えてしまうので、とりあえず足元は何とかしたいなど、間取りやキッチンを使う人によっても違ってきます。
隠したい場所にもよりますが、設置できる物として考えられる目隠しはいろいろあります。
人気のある目隠しアイテムの特徴をチェックしてみましょう。
◇ロールスクリーン・カーテン
背面収納やカウンター上部を簡単に目隠ししたい時や、キッチンサイドを全体的に隠したい時には、ロールスクリーンやカーテンなどが効果的です。
来客時だけ目隠ししたいなど、自由に開閉できるのが大きなメリットです。
特にカーテンの場合は、突っ張り棒や竿を利用すれば吊り下げられるので、DIYにも向いています。
また、透ける素材を選べば、程よく目隠しをしながら開放感も得られます。
ただし、水はね・油はね汚れが多いキッチンの場合は洗濯が大変と感じるかもしれません。
◇パーテーション・ついたて・パネル壁
自分で簡単に用意できるのが、パーテーション・ついたて・パネル壁といった板状の目隠しいなります。
購入した板をそのまま設置できるというメリットがありますが、ほぼ固定した状態で使用することになるため、板の素材によっては圧迫感が出てしまうこともあります。
なるべく開放感を保ちたいのであれば、すりガラスやアクリルなどの半透明な素材を選ぶと様差を感じないで過ごせます。
◇腰壁
ゴミ箱が丸見えなのが気になる・キッチンカウンターの手元だけなど一部分を隠したいなどという場合は、腰壁がおすすめです。
腰壁とは、その名の通り床から腰の高さ位まである壁です。
キッチン本体を囲うように設置することで、別の効果として、床に水や油などが飛び散ることを防ぐ効果もあります。
隠したい範囲に合わせて、高さや奥行きを決めましょう。
◇間仕切り戸・引き戸
間仕切り戸や引き戸は、天井または床にレールを取り付けて設置するため、工事は業者に依頼する必要があります。
業者へ依頼する分、費用はかかりますが、見栄えがよく、おしゃれな雰囲気に仕上がります。
キッチンの目隠しの選び方と注意点
目隠しの選び方を間違えてしまうと、思わぬ事故を引き起こしてしまう場合もあります。
もちろん見た目も大事ですが、特に次のような点には十分注意しましょう。
◇火を使うため、場所や素材によってDIYは危険
ガスコンロに近い場所に設置する場合は、ロールスクリーンや木製ブラインドなどの可燃性のある物を設置するのは危険かもしれません。
長さによっては、風にあおられた時などにコンロの火が引火してしまうリスクがあります。
不安を感じるようであれば、リフォーム業者に依頼し、素材選びや設置場所についても相談してみましょう。
◇幼い子がいる家庭は、パーテーションなども注意
据え置きのパーテーションは、小さい子供がいたずらで倒してしまう可能性があります。
また、同年代の子供が遊びに来る際なども、同様の注意が必要です。
どうしても設置したい場合は、リフォーム業者に依頼して、しっかり固定できるタイプの物を選ぶとよいでしょう。
DIY・セルフリフォームによるキッチンの目隠し1
ここまでオープンキッチンの悩みについて紹介しましたが、キッチンの丸見えを何とかしたいという悩みを解決してくれるのが目隠しです。
次はお手軽な材料を使って、DIYで簡単に目隠しできる工夫について紹介します。
◇のれんを使ったキッチンの目隠し
はじめに紹介するのは、カフェカーテンやのれんを使った目隠しのやり方です。
生活感が出る場所を布で隠すという方法としてはシンプルな方法ですが、素敵なデザインの布で彩れば、キッチン周りの空間をおしゃれに演出することができます。
例えば、丸見えの収納棚は前に布をつけて中のものが見えないようにしたり、家電が収納されている棚の前に布を取り付けたり、布を使用して隠すことによりキッチンを柔らかい印象に仕上げられます。
さらに、布の代わりにレースを使ったり、色を白で統一するだけでも清潔感のあるキッチンが出来上がります。
収納棚にのれんを取り付けるときは、つっぱり棒を使うと簡単です。
また、電子レンジや炊飯器などを使わないときは、お気に入りのクロスをかけて目隠しをすれば生活感をやわらげられるでしょう。
◇自作パーテーションを使ったキッチンの目隠し
次に紹介するのが、板やすのこなどを使ってパーテーションを作る方法です。
板は収納棚に貼って、ペンキなどで色を塗れば目隠し用の収納棚ができます。
レンガのウォールペーパーを貼ってナチュラルにしたり、全体を白でまとめて清潔感のある空間に仕上げましょう。
すのこは通気性がよく湿気に強いので、キッチン周りで役に立つアイテムだと言えます。
木材が主流ですが、中にはステンレス製のものもあります。
キッチンではステンレス製のすのこが使われることが多く、食器や野菜の水切りなど一時的な置き場にしたり調理スペースを拡大するのに使えます。
すのこを利用して、色を塗ったり、ステッカーを貼ったりしてアンティークな雰囲気が漂うパーテンションを自作してみましょう。
DIY・セルフリフォームによるキッチンの目隠し2
キッチンを見せたくない部分をDIYで簡単に目隠しできる応報を紹介します。
◇カウンター上に棚をDIY
カウンターキッチンをDIYして、一段高いカウンターを設置することができます。
作ったカウンターの裏側は手元を全て目隠しできる優れものです。
調味料や炊飯器など、テイストが揃わず丸見えになっていると生活感が出てしまう物をまとめて目隠しすることができるおすすめテクニックです。
カウンターの上に小物を置けば、調理する人も目で楽しめます。
狭いキッチンでもできます。
◇ディアウォールで目隠しパネルをDIY
キッチンにディアウォールを設置して、間仕切りをDIYするアイデアです。
男前インテリアがぴったり似合う目隠しデザインとなります。
ステンシルやシールなどでパネルに英字をプリントするとよりスタイリッシュになります。
食材を紙袋に収納するのもおしゃれです。
木製のキッチン小物や黒板インテリアを飾るのもおすすめです。
この方法は、目隠しとダイニングの収納を兼ねている実用的なインテリアです。
◇カウンターに棚をDIYして食洗機を目隠し
対面キッチンのカウンターに木製棚をDIYするという目隠しのアイデアです。
キッチンの目隠しと同時に収納を増やしたい方におすすめの方法です。
DIYなら好きな位置に棚を調整できるため、大きな物を隠せる位置に作ると良いでしょう。
食洗機やトースターなど、丸見えだった大きなキッチン家電をナチュラルにきれいに隠せます。
中央の空間にカーテンやブラインドを取り付けるのもおすすめです。
オープンキッチンの目隠しをするには!こうすればできる!まとめ
キッチンリフォームをするときに、目隠しも同時に行う方法についていろいろと紹介してきました。
目隠しをするうえで気を付けなければいけないこともあるという事がわかったのではないでしょうか。
そんな目隠しの方法で業者へ依頼して行う方法とDIYできる方法などを複数紹介してきましたので、自分のキッチンに合ったやり方をやってみてはどうでしょうか。
ただ今、お電話すぐに対応いたします。