キッチンリフォームをするときにシステムキッチンをどれにするかは重要なことです。
気に入ったシステムキッチンが手に入れば、その後何十年と飽きずに使い続けることができます。
そんなシステムキッチン選びをするときに国内メーカーから海外メーカー、そしてオリジナルのオーダーメイドキッチンなど様々なキッチンが販売されています。
自分に合ったキッチン選びをするためにも、それぞれのキッチンの特徴やメリットなどを見てみましょう。
システムキッチンメーカー、それぞれの特徴
どのメーカーのシステムキッチンもデザインや機能が格段に進化しています。
だから、新築やリフォームでキッチンを選ぶときにいろいろとありすぎてどれにしたらいいのか分からなくなりがちです。
そこで、今販売されているシステムキッチンの特徴やトレンド、選ぶ際のポイントを紹介します。
◇リビング・ダイニングと調和する最近のシステムキッチン
友人の新居へ遊びに行ったとき、マンションのモデルルームへ見学に行ったとき、目にするキッチンの多くは対面式などオープンなタイプのものです。
デザインも開放感がありおしゃれな印象のものが多いです。
共働きが増えたことなどから、家族のコミュニケーションを大切にする傾向があります。
また、家族や友人と一緒に調理すること、食事することを楽しみたいというニーズも増えてきています。
これらを背景に、LDKをひとつの空間として考えるプランが目立つようになりました。
システムキッチンは、くつろぎの場であるリビングやダイニングと調和して一体感のあるデザインのものが増え、システムキッチンメーカーの中には、床材や室内扉、水まわり機器などとのトータルコーディネートを提案するところもあります増えてきています。
そのほか、使いやすく高機能なコンロやグリル、汚れにくく掃除がしやすい工夫や充実した収納など、システムキッチンの進化は進んでいるようです。
◇国内主要メーカーのシステムキッチンの特徴
メーカーによってキッチンにはどんな特徴があるのでしょうか。
まずは、国内主要メーカーについてそれぞれの特色を紹介します。
◇デザイン性に特徴があるそのほかのキッチンメーカー
国内主要メーカー以外の会社や海外の会社からも、さまざまなシステムキッチンデザインが提案されています。
木製のキッチンや、扉や引き出し、棚板などを自由に組み合わせられるキッチン、そのほか、海外のおしゃれなキッチンも販売されています。
◇家具量販店のシステムキッチンを選ぶ際のポイント
家具量販店で販売されているシステムキッチンには、手ごろな価格帯のものもあります。
必要な機能や好みのデザインがあるか確認をしましょう。
現場取り付けや配送などに関して、指定の施工会社があるか、自分が依頼する建築会社やリフォーム会社が対応できるものなのかなどを購入前の早い段階で相談しましょう。
ビルトイン機器を含めて、故障や修理、メンテナンスについても確認しておく必要があります。
国内主要メーカーのシステムキッチン
システムキッチンと言えば国内のメーカー提供のものが人気です。
いろいろなバリエーションのキッチンを提供してくれていて、メーカー毎に特徴があります。
自分いあったシステムキッチンを選びましょう。
◇C社
ステンレスの強みを活かしたのがC社のキッチンです。
キッチンの構造も側面、底面もステンレスでできていて頑丈です。
汚れがつきにくく拭くだけで清潔に保てる点もメリットでしょう。
フィルターとファンの汚れを自動洗浄するレンジフードもあり、ガスとIHの両方を使用できるハイブリッドコンロなど、さまざまな機能が充実しています。
◇Tスタンダード
ホーロー素材の扉材やキャビネット、壁パネルが一番の特徴です。
表面がガラス質のホーローは、耐久性と清掃性が本当に優れています。
キャビネットも、内部も、さっと水拭きするだけで汚れが簡単に落ちるなど掃除がしやすい素材でできています。
汚れる部分をホーロー素材にしたレンジフードもTスタンダードならではのものです。
◇T社
省エネ性や操作性の高さが特徴の、堅実な商品展開を行うメーカーです。
溝や段差がなく、水が一気に流れるシンクは機能だけでなく見た目もスタイリッシュな造りになっています。
幅広いシャワーで洗い物がしやすい水栓金具も充実しています。
また、オリジナルのクリスタルカウンターは凹凸がほとんどなく手入れが簡単で楽です
◇P社
P社の製品はデザイン性や省エネ性、清掃性の高さが特徴です。
自動で電気や水の無駄を抑える機能を搭載したIHクッキングヒーターや換気扇、食洗機、スリムセンサー水栓など、キッチンと家電の連携もP社ならではの強みではないでしょうか。
◇L社
住まい関連のトータルメーカーであるL社は、空間全体のトータルコーディネートが得意としています。
キッチンだけではなくリビング・ダイニングの床や扉、壁等の色や素材と調和するキッチンにすることができます。
調理スペースや水切りスペースを広げられるシンクや、水流で排水口を洗浄する工夫もされています。
デザイン性と細やかなアイデアのバランスが抜群のメーカーです。
デザイン性に特徴があるキッチンメーカー&家具量販店のシステムキッチン
同じキッチンでも家具店やキッチンメーカーも提供しています。
これらの場合、仏とはちょっと変わったキッチンを手に入れることもできます。
それぞれの特徴などを見てみましょう。
◇ウッドワン
ウッドワンのシステムキッチンは、むくの木のキッチンで木材のもつ優しさや温かみを引き出してくれます。
木製の扉は年数が経てば経つほど気の良さが出て楽しむことができます。
キッチンでありながら家具を望む方には魅力的です。
キャビネットに存在感があるだけに、空間コーディネートには十分に配慮をしましょう。
床材やダイニングテーブルなど、置き家具とのバランスと調和を楽しむのもいいでしょう。
◇I社
I社のキッチンの特徴は自由にデザインができることではないでしょうか。
扉や引き出し、棚板などを自由に選べて、キャビネットの奥行き、高さ、幅を好きに組み合わせて理想のキッチンを作ることができます。
対面式のキッチンカウンターやアイランドキッチン、壁付けタイプなどいろいろなレイアウトを考える楽しみもあります。
◇N社/h3>
N社のシステムキッチンは予算やデザインの好みに合わせて4シリーズから選べるようになっています。
ダイニングテーブルや椅子、収納家具とのコーディネートを楽しめるのは、家具量販店でキッチンを選ぶメリットのひとつでもあります。
システムキッチンとオーダーキッチンの違い
キッチンの選び方ひとつで、料理や手入れのしやすさは格段に変わってきます。
つまり毎日の家事が快適でさらに時短に繋がる可能性も大いにあります。
まずは、バリエーション豊富なシステムキッチンと全てカスタマイズされた完全オリジナルのオーダーキッチンの違いや特徴を紹介します。
◇システムキッチンの特徴
システムキッチンとは、キッチンメーカーが開発した部材をそれぞれ組み合わせてできるキッチンです。
シンク(流し)、シンク下収納、ワークトッブ、扉材、食洗機、レンジ、収納ユニット、レンジフードファン、水栓金物などたくさんの種類の設備があります。
その設備を組み合わせて数パターンのキッチンが造れます。
レイアウトやサイズは事前に決まっていて、価格もお手頃な価格のものから、少し高価なハイグレード商品まで取り揃えています。
キッチンの種類も豊富で価格も明確な上に、ショールームでは実際にキッチンを直接触ることができます。
キッチンに立った姿をイメージしながら選ぶことができるのみ嬉しいポイントです。
ただしキッチンの隅々までこだわりたい人は、サイズやデザインが事前に決まっているシステムキッチンではもの足りないという人も多いでしょう。
基本的に既製パーツの組み合わせになるため、いろいろ制限もでてきます。
例えばメーカーが指定した器具や機器しか組み合わせられないため、輸入の食洗機やデザイン性の高い蛇口の組み合わせたいという場合は難しいことが多々あります。
◇オーダーキッチンの特徴
オーダーキッチンはシステムキッチンとは違い、扉材やワークトップなど、ひとつひとつのパーツを自由に選ぶことができるキッチンのことです。
水栓金物から引き出しの取っ手、コンロ、レンジ、レンドフードファンに至るまで、いろいろな金物、金具、設備機器を自由に選べます。
従って、購入する人の好みで完全オリジナルのキッチンを造ることができるのようになっています。
何よりも、身長に合わせて高さの調整や設置場所の状況にあわせ、ミリ単位でレイアウトを指定できます。
もちろん、デザインの自由度が高いのも魅力のひとつです。
家具を選ぶ感覚で本当に自分好みのキッチン空間を実現できます。
デメリットとして、オーダーキッチンは豊富な選択肢やデザインがバラエティに富んでいて、プランの検討とキッチン制作に時間と費用がかかります。
システムキッチンであれば実物を見て決められますが、出来上がってくるまで完成形は分からないという点も難点の1つです。
全てを好みで選ぶため、しっかりと考えを伝えないと思った通りのキッチンに出来上がらない恐れも考えられるため、時間をかけて業者と相互に理解を深めることも大切です。
そのため、オーダーキッチンにする場合は、事前に相談しながら余裕のあるスケジュールで進めることが重要です。
キッチンっリフォームと言えば国内メーカー?それとも海外?まとめ
ここまで国内主要メーカー、家電メーカー、海外メーカー、そしてオーダーメイドキッチンなどの特徴やメリットなどについて、詳しく紹介してきました。
どのキッチンがいいかは使う人次第です。
個性的で自分だけのキッチンが欲しいという人にはオーダーメイドキッチンがおすすめですし、できるだけ安くしたいと考えている人には国内メーカーのシステムキッチンが安価で手に入りやすくなっています。
どんなキッチンが欲しいかで購入先を変えることができるので、ここでキッチンの種類別の情報を読んで理解しておきましょう。
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