キッチンリフォームをするときに、当然今よりは使い勝手が良くて生活をする上でキッチンを喜んで毎日使いたいと思えるようになりたいものです。
キッチンリフォームをしてから想像以上にやる気を失ったりすれば、リフォーム失敗と思ってしまいます。
そうならないようにするためにもキッチンリフォームのポイントをしっかりと抑えておきましょう。
キッチンリフォームのポイント
毎日使うキッチンは、心地よい空間でいたいものです。
家事導線がしっかりと考えられていて、使い勝手の良いキッチンにするだけで、毎日を楽しく過ごせます。
デザインは人それぞれ好みがありますが、キッチンリフォームポイントは導線設計でありこれは共通しています。
家族構成や、ライフスタイルなどを考えて、作業効率・導線設計を考える事で、使いやすいキッチンにリフォーム出来ます。
食を大切に、家族との食事がなによりも幸せと感じる事の出来るキッチンリフォームを目指しましょう。
◇作業の流れを把握し、導線設計を考えたキッチンにする
同線設計はキッチンリフォームの際にとても大事なことです。
デザインを重視してリフォームしたばかりに、機能性が悪くすごく使いづらかったでは、意味がありません。
普段のキッチンの作業は勿論、お客の家族構成や趣味も踏まえ、リフォームプランナーがベストなキッチン導線を設計します。
◇収納を十分に確保する
キッチンリフォームでは、使いやすさと常に綺麗なキッチン空間を実現させる為に、十分な収納確保が大切になります。
通常のキッチンは限られた収納スペースの中に、沢山の食材ストックや電化製品等を配置しなくてはならないために、雑多な雰囲気になりがちです。
お客に合わせてキッチン背面等のスペースも活用できます。
また、パントリースペースを設けたり、オープンなキッチンが雑多にならないようにと配慮したキッチンリフォームを行います。
◇ゴミの保管スペースを確保する
キッチンリフォームで意外と忘れがちなのが、ゴミの保管場所です。
せっかく導線設計を考えた使い勝手の良いキッチンにリフォームしても、導線を妨げてしまうような場所にゴミ袋やごみ箱があるのでは意味がありません。
業者の中には女性のリフォームプランナーも活躍し、女性の細やかな視点で、お客に合わせたリフォームを提案してくれます。
◇身長に合わせて作成する
毎日使うキッチンでは、導線や機能性は勿論ですが、キッチンを使う人の身長に合わせる事も重要です。
リフォーム前のキッチンの高さに慣れていたり、自分の好みや疲れない高さがあるはずなので、業者に気軽にご相談下さい。
作業用のカウンター・シンク・コンロそれぞれを、自分の好みに合わせて違った高さにカスタマイズもできます
キッチンスタイル
キッチンにはいろいろなスタイルがあります。
スタイル別に詳しく見てみましょう。
◇ジャパニーズ&アンティークスタイルキッチン
料理好きなお母様が、作業がラクに楽しめる完全オーダーメードのキッチンを目指し、親娘ならではの気配りがふんだんに盛り込まれた広々とした回遊型のキッチンとなります。
お鍋は使い込んだ美しさを眺められるように、棚を造作して見せる収納にしています。
質感にこだわり、キッチンの上に設置した180年前の古材の梁は、手斧の跡がある圧倒的な存在感を持つ梁です。
床材の色も、造作の扉などもアンティークなテイスト生かしイメージをまとめています。
キッチン前のダイニングスペースは掘り炬燵・収納付小上りを設置されています。
食事をした後は畳の上で横になれるだけでなく、中庭の植樹林が望め、四季折々の風景を楽しめる癒しの空間になっています。
◇ナチュラルスタイルキッチン
無垢の杉板を使用した、こだわりのキッチンがナチュラルスタイルキッチンです。
キッチンのシンクとコンロは奥様こだわりのものを組込み、使い込むごとに味の出る無垢の杉板を使用しています。
天板や扉・背面の食器棚もキッチンと同じ素材で造作し、リビングとのオープンなつながりと統一感を持たせました。
空のある暮らしを楽しむ、展望キッチン外を眺めながらキッチンに立てたらいいねという希望から、キッチンの向きを大胆に変えて完全なオープンスタイルになっています。
キッチン前面と、後ろの食器棚・家電収納は、本物の古材をつなぎ合わせた扉で造作されています。
味わい深いキッチンになっています。
家族の中心にあるキッチンとは、皆が集まるリビングを中心に、奥様の家事動線に配慮しながら水廻り1直線の間取りとなるように配置されています。
家族みんながキッチンを囲んでの会話が弾む、心地よい空間になりました。
◇ヨーロピアンスタイルキッチン
木の香のキッチンがある暮らしとは、キッチン本体はすべて国産杉で造作されています。
部屋全体のトーンとなじむよう仕上げは自然塗料でブラウンに塗装しています。
取っ手はアイアンバーにしてアクセントをつけ、オーダーメイドの家具のように大切にしたいキッチンのある暮らしを実現しています。
キッチンが家の中心とは、二列型キッチンを採用することにより、部屋が開放感になります。
ゆとりあるキッチンスペースは、ナチュラルで素朴な中にも、機能性溢れるキッチンに仕上がりました。
陽だまりのダイニング、借景のキッチン、対面キッチンにするだけでなく、一番眺め良いキッチン、みんなが集まるダイニングに!と考えてリフォームできます。
キッチンに立つと家族の姿越しに外の公園の緑が臨めるようになりました。
落ち着いた バーのあるダイニングキッチンとは、ご夫婦で仲良くお酒を飲むことが多く、会話も雰囲気も楽しめるバーのようなキッチンにするために、落ち着いたウォールナット色にしてから、間接照明で、落ち着いたバーのあるダイニングキッチンに仕上がります。
◇ホワイトスタイルキッチン
大空間を見渡すステージキッチンとは、キッチン部分の床を舞台のように上げ、壁から離すことで回遊性のあるアイランドキッチンを実現し、リビング入口からキッチン~ダイニングテーブルへと続くダイナミックな感じのダイニングキッチンに変身します。
幸福を呼ぶアイランドキッチンとは、白を基調とした、どちら側からも通行可能なアイランドキッチンです。
忙しい朝に、さっと朝食が取れるカウンターは樺桜の無垢板でゲート型に造作されています。
シンプルな造りですが迫力のある仕上がりになっています。
白で統一された清涼感溢れるキッチンは、キッチンに立つ奥様が開放的な気持ちになり、料理を楽しめるよう吹き抜け空間に珪藻土で清涼感をプラスされています。
白いカラー、アクセントにはブルーで統一し、皆で囲めるアイランドカウンターも設置しました。
森から抜け出した妖精と出逢うようなキッチンは、暗いキッチンに光を取り入れ、家族とコミュニケーションが図れる対面式キッチンになっています。
また、バラのステンドグラスを光が差し込む場所に設置しています。
料理の時間を楽しく過ごせる場所になっています。
ポイント1:キッチンの形・レイアウト
キッチンのレイアウトはキッチンリフォームをする上で欠かせません。
キッチンの配置・レイアウトには様々な種類があります。
ここではそれぞれの配置・レイアウトについて特徴等を詳しく説明しています。
選択する形によってキッチンのイメージ・使用感は大きく違うものなので、是非参考にしてください。
キッチンの広さや使い勝手、ライフスタイル別の配置・レイアウトを選んで今の生活に最適なキッチンにしましょう。
◇I字型キッチン
I字型キッチンはシンク・調理台・コンロ台などを横一列に配置するレイアウトのキッチンのことを言います。
最もシンプルで作業がしやすいレイアウトだと言えるでしょう。
一列で余分なスペースを取らないので狭いキッチンに向いています。
また、ダイニングキッチンなどの部屋がオープンなスペース向きであるとも言えます。
◇II字型キッチン
II字型キッチンはキッチン台を2列に分け、平行に設置するレイアウトのキッチンで、同時に2人以上で作業することもできます。
II字型キッチンはキッチン台を2列に分け、平行に設置するレイアウトのキッチンのことです。
振り向くと後ろの台に届くので、I字型よりも当然導線が減ります。
作業面が長く2列取れるので、2人以上の作業も可能になります。
◇L字型キッチン
L字型キッチンは文字通りL字型に配置するレイアウトです。
ゆったりと作業をしたい人におすすめです。
L字型キッチンは文字通りL字型に配置するレイアウトのキッチンのことです。
導線が短いという事は効率的に動けるということです。
調理スペースも広く確保出来て、ゆったりと作業をすることが出来ます。
ダイニングキッチンにとても適しているレイアウトだと言えます。
◇U字型キッチン
U字型キッチンは「コ」の字型に配置するレイアウトのキッチンで、機能的に優れています。
U字型キッチンは作業のしやすさや収納スペースの確保等、機能的に優れています。
作業面が最も大きく取れるタイプで、複数の人でも使用する事が可能です。
独立字型のキッチン、セミオープンタイプ向きだと言えます。
◇アイランド型キッチン
アイランド型キッチンはキッチン台をダイニングのどこの壁にもくっつけずに設置するレイアウトのキッチンです。
アイランド型キッチンはキッチン台をダイニングの壁のどこにもくっつけずに設置するレイアウトのキッチンのことを言います。
キッチンの占める面積はかなり広くなりますが、皆で一緒に料理を楽しみながら作りたいといった、大人数で料理をするような家庭向きのキッチンです。
ポイント2:キッチン収納の種類
キッチンには調味料から調理器具、家電といったように種類も大きさも違う多種多様な設備やものが多く集まっています。
キッチンの収納は使用する収納器具や、ちょっとした工夫で使い勝手は大きく変わります。
作業手順等を考えた、きちんとした収納計画を考えていきましょう。
ここではキッチンの収納にはどんな種類があり、どんな特徴があるのか紹介しています。
是非キッチン収納の計画をお考え中の方はお役立てください。
◇吊り戸棚
吊り戸棚は設置する高さには充分に注意しないと手が届かなかったり、頭が当って邪魔になってしまったりなどよく起こりがちです。
そこで使い勝手が良くなる位置に設置することが求められます。
目の高さから10~15センチ程を吊り戸棚の下端に合わせ、高さを70センチ程度にするのが使い勝手が飛躍的に良いと言えるので、設置の際の参考にしてみては如何でしょうか。
また開き戸式の吊り戸棚よりも引き戸やフラップ形式の吊り戸棚の方が、開いた扉が頭に当たることを心配する必要もなく、使い勝手も良くなります。
弊社では、オリジナルの造作棚も対応が可能ですので、業者に相談すれば世界に1つしかない自分だけの収納のデザインやプランをご提案することができます。
◇シンク下
シンク下にはボウルやザルなど水を使うものを収納するといいでしょう。
キ調理中に手を伸ばしたところにッチン用具が配置されていることは大切なので、その他キッチン用具の配置にも十分気を使いましょう。
キッチンばさみや計量スプーン等加工に使うようなものは調理台の下、鍋や調味料など加熱に使うものはレンジの下やコンロ下に収納する等、ケースバイケースで調理のしやすい配置にすることが大切です。
◇食器棚
食器棚を設置する際に、収納扉をつけるかつけないかといった点で悩むのがまず挙げられるのではないでしょうか。
これは好みで決めても良いでしょう。
オープン収納であれば、メリットには開閉の手間がかからないというのがあります。
おしゃれに自分好みに食器や調味料を並べて個性を楽しむというのもいいでしょう。
しかし、その反面外から丸見えになってしまうので片づけ等が苦手な人は扉を取り付けた方がよいかもしれません。
また、奥行きの深いものより、一列収納が出来る薄型の方が取り出しやすく省スペースで済む点もお勧めです。
◇壁面を利用した収納
キッチンが狭くて収納スペースを十分にとれない、そんな悩みを抱えている方は、壁面にパイプをつけてレードルや片手鍋を飾る感覚で収納するように、壁面を上手く活用することをおすすめします。
取り出しやすく、収納しやすいので調理の効率がぐっと上がり、非常に便利です。
キッチンリフォームはどういうポイントに気を付ければ成功するの?まとめ
キッチンリフォームを行うと当然料理を作らければ意味がありません。
いままでで、キッチンリフォームを行う前にこちらの情報をしっかりと理解してからではないと難しいのではないでしょうか。
ただ今、お電話すぐに対応いたします。